LL紙パックリサイクル推進研究会

回収・リサイクル事例 株式会社いなげや

LL紙パックリサイクル推進研究会では、アルミ付き紙パックの回収・リサイクル事例を紹介しております。このレポートの詳細版は、会員専用ページでご覧いただくことができます(閲覧にはIDとパスワードが必要となります)。

 

1.株式会社いなげやの概要
いなげやは2015年に創業115年を迎えた長寿の小売業です。いなげやグループはスーパーマーケット「いなげや」135店舗のほか、スーパーマーケット「三浦屋」、ドラッグストア「ウェルパーク」を1都3県に263店舗展開しています。環境活動のほかにも立川ハーフマラソンのボランティア、国立音楽大学のファミリーコンサート、食育活動、社会科見学など地域に密着した社会貢献活動も行っています。

 

2.経緯と背景
いなげやでは環境活動宣言を掲げ、人と自然に優しい環境作りに努めています。具体的には、森林環境保全活動やレジ袋の削減、容器包装の削減、節電などを実施しています。リサイクルでは、食品廃棄物を飼料化しているほか、店頭において缶・ペットボトルや食品トレイなどの回収・リサイクルを行っています。牛乳パックのリサイクルも、こうした店頭回収している容器の一つです。

アルミ付き紙パックを使用した商品には、豆乳、ブリックパック飲料、酒類、調味料など多くのものがあり、販売量も増えています。お客様からの問い合わせも少なくないことから、その回収・リサイクルについて模索していたところ、古紙問屋及び再生紙メーカーの協力を得て、アルミ付き紙パックの回収をスタートすることができました。

 

3.取り組みの概要(店頭回収の実施)
店頭に設置した回収ボックスで牛乳パックを回収しています。アルミなしの紙パック回収は2008年頃から開始し、2010年に全店に拡大しました。そして2014年7月末からは全店でアルミ付き紙パックの回収を開始しました。アルミなしとアルミ付きを分けずに一つのボックスで一緒に回収する「混合回収」を行っています。

各店舗で回収した紙パックは、都内では「戻り便」を利用して各店舗から毎日センターに回収しているほか、千葉の店舗では週2回、直接回収しています。回収した紙パックは古紙問屋である山田洋治商店に送られた後、再生紙メーカーである信栄製紙及び丸富製紙においてトイレットペーパーなどにリサイクルされています。

2015年1月現在、いなげやオリジナル商品としての取り扱いはありませんが、牛乳パックをはじめとする古紙を原料としたトイレットペーパーの販売を行っています。

店頭に設置した回収ボックス

店頭に設置した回収ボックス

 

 

 

 

 

4.回収の現状と今後の課題

紙パックをリサイクルに出す際のルール「洗って開いて乾かして」がお客様に浸透しているようで、回収ボックスには紙パックを開いた状態で入れていただいています。このため、かさばらずに効率よく回収でき、また「におい」の問題も発生していません。

アルミ付き紙パックを回収するにようになって、まだ半年しか経過していない時点での状況は、必ずしも多くのお客様に認識していただいているわけではないようですが、「アルミ付き紙パックも回収しています」と回答できるようになったことは、一歩前進であると考えられます。

アルミ付き紙パックの回収開始当初と10月の3R推進月間には、新聞折り込みチラシで「アルミ付き紙パックも回収できるようになりました!」というPRを行いました。店頭の回収ボックスにも「アルミ付き紙パックもリサイクルできます」との表示をしています。より多くのお客様にアルミ付き紙パック回収について知っていただき、リサイクルに協力していただけるようにすることが今後の課題です。

新聞折り込み広告によるお知らせ

新聞折り込み広告によるお知らせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●取材日時:2015年1月26日(月)
●取材先 :株式会社いなげや 社長室

株式会社いなげやのWebサイトURL http://www.inageya.co.jp/

 

※ アルミ付き紙パックはリサイクルすることが可能で、実際にトイレットペーパーなどに生まれ変わっています。消費者の皆様がご家庭で使用したアルミ付き紙パックの一部も回収・リサイクルされています。アルミ付き紙パックをどこで回収しているのかをお知りになりたい方は、下記サイトをご参照ください。

アルミ付き紙容器の回収拠点検索(外部サイトに移動します)
http://www.eco-kami.jp/alupa/recycle/search.html

 

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