LL紙パックリサイクル推進研究会

回収・リサイクル事例 にいざリサイクル促進コンソーシアム

LL紙パックリサイクル推進研究会では、アルミ付き紙パックの回収・リサイクル事例を紹介しております。このレポートの詳細版は、会員専用ページでご覧いただくことができます(閲覧にはIDとパスワードが必要となります)。

 

 

1.にいざリサイクル促進コンソーシアムの概要

にいざリサイクル促進コンソーシアムは、「埼玉県地球温暖化防止活動推進員」「N-ODB」「環境教育支援ネットワークきづき」「環境まちづくり地域協議会inにいざ」「四季の会」で構成され、新座市内のスーパーや酒店、公民館等でアルミ付き紙パックやマルチパックの回収を行っています。2012年度に事業を開始した当初、回収拠点は7か所でしたが、2014年度には18か所にまで増えました。

 

 

2.背景と経緯

新座市ではごみ・リサイクル資源の分別において、飲料用紙パックは「リサイクル資源」とされていますが、アルミ付き紙パックは「可燃ごみ」として扱われています。アルミ付き紙パックはバージンパルプから作られているにも関わらず焼却処分されていましたが、アルミを分離できる工場に持ち込めば製紙原料としての価値が高く、資源として有効活用できるということを知り、回収・リサイクルの取り組みを開始しました。

「にいざリサイクル促進コンソーシアム」は「環境ネットワーク埼玉」の一事業として。資源回収拠点を整備することによる収集運搬にかかるエネルギーやごみの削減、そしてそれらによってCO2が削減されることを目指した取り組みを行い、2012年度における環境省の補助を受けて実施されました。新座市では環境に対する市民の意識が高く、市民活動が活発な地域でもあります。環境省の補助事業であった2012年度にとどまらず、この活動は継続されています。

 

3.アルミ付き紙パックリサイクルの取り組み

新座市内のスーパーや酒店、公民館などに専用の回収ボックスを設置し、アルミ付き紙パックを回収しています。回収したアルミ付き紙パックは再生紙メーカーでトイレットペーパーなどにリサイクルされます。

回収ボックスはアルミ付き紙パック専用のものとなっており、透明で中身が見えるため、異物の混入を防ぐことができます。回収ボックスに「中身を洗う」「開いて乾かす」といった注意事項が書かれているほか、公民館の回収ボックスの脇にはパネルを設置し、どのようにリサイクルされているのか、何故リサイクルすることが必要なのかといった説明をしています。「アルミ付き」「アルミ蒸着」といった言葉による説明だけでなく、実物を用いて一目で理解できるような工夫も行っています。

 

専用回収ボックス

専用回収ボックス

公民館に設置されている説明パネル

公民館に設置されている説明パネル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.今後の課題など

アルミ付き紙パックの回収に関しては、新座市だけでなく朝霞地区四市(新座市、朝霞市、志木市、和光市)にエリアを拡大して実施したいと考えています。回収リサイクルするべきものとして、雑紙、生ゴミなど、アルミ付き紙パック以外にも多くのものがあります。どのような問題があり、どのような解決方法があるかを市民ひとりひとりが知り、関心を持つことが重要です。学校などにおいて子供たちを対象とするだけでなく、町内会などを通じて大人を対象とした勉強会を実施するなどの取り組みを通じ、環境問題に対する関心や理解の輪を拡げています。

 

 

NPO法人環境ネットワーク埼玉のWebサイトURL
http://www.kannet-sai.org/index.html

( にいざリサイクル促進コンソーシアム  http://www.kannet-sai.org/about/activities/2012/niza.html )

 

●取材日時:2014年7月15日(火)
●取材先 :環境教育支援ネットワーク きづき(認定特定非営利活動法人環境ネットワーク埼玉 副代表理事)

 

※ アルミ付き紙パックはリサイクルすることが可能で、実際にトイレットペーパーなどに生まれ変わっています。消費者の皆様がご家庭で使用したアルミ付き紙パックも回収・リサイクルしています。回収拠点につきましては、下記サイトをご参照ください。

 

アルミ付き紙容器の回収拠点検索(外部サイトに移動します)

http://www.eco-kami.jp/alupa/recycle/search.html

 

  • 記事一覧へ

LL紙パックリサイクル推進研究会のWEBサイトに関するお問い合わせはこちらへ

ページの先頭へ