2019年度 会員全体会議・情報共有化勉強会
当研究会では、会員企業・団体の全体会合である会員全体会議と、会員以外の皆様にもアルミ付き紙パックのリサイクル等に関する情報を共有していただくための情報共有化勉強会を開催しております。
2019年度は7月22日(月)に開催致しました。全体会議には18社・団体が出席し、昨年度の活動実績を振り返るとともに、本年度の活動計画についての説明を行いました。
情報共有化勉強会では、以下の4テーマの講演をいただきました。
『容リ法見直し最新情報』
講師:印刷工業会液体カートン部会環境委員長 大日本印刷株式会社 國弘 武嗣氏
容器包装リサイクル法に関する基本的な事柄の他、近年注目されているプラスチック海洋ごみ問題に関する最新の動向について解説していただきました。
『アルミ付紙パックのマテリアルフロー(2017年度実績)』
講師:株式会社エコイプス 猪瀬 秀博氏
アルミ付紙パックの回収率の状況や直近の課題等についてお話いただきました。
『大和板紙におけるアルミ付紙パックを含むリサイクルについて』
講師:大和板紙株式会社 寺村 卓氏
アルミ付紙パックや酒パックのようなビニールやアルミ箔などと紙との複合物(難処理古紙)を積極的にマテリアルリサイクルしている同社の取組みを、動画を見ながら具体的に説明していただきました。
『調布市におけるアルミ付紙パック回収リサイクルなどの取り組み』
講師:調布市 小野 敏希氏
調布市では戸別収集、拠点回収、集団回収の3つの方法で紙パック回収を実施していることをお話しいただき、その中でも、アルミなしとアルミ付きの混合回収が行われている拠点回収について詳しく説明していただきました。
会員以外の企業・団体を含め、40名を超える方々にご参加いただき、有意義な勉強会であったとの声が数多く寄せられました。勉強会終了後の懇親会においても意見交換が行われ、交流を深めることができました。