平成29年度 会員全体会議・情報共有化勉強会
当研究会では、会員企業・団体の全体会合である会員全体会議と、会員以外の皆様にもアルミ付き紙パックのリサイクル等に関する情報を共有していただくための情報共有化勉強会を開催しております。
平成29年度は7月31日(月)に開催致しました。全体会議には26社・団体が出席し、昨年度の活動実績を振り返るとともに、本年度の活動計画についての説明を行いました。
情報共有化勉強会では、以下の5テーマの講演をいただきました。
●平成29年度情報共有化勉強会テーマ・講師
『容リ法見直し最新情報』
講師:印刷工業会液体カートン部会環境委員長 大日本印刷株式会社 國弘武嗣氏
容器包装リサイクル法に関する基本的な事柄の他、ここ数年に渡り審議されてきた容リ法見直しに関する状況と今後の課題について解説していただきました。
『アルミ付紙パックのマテリアルフロー(2015年度実績)』
講師:株式会社エコイプス 猪瀬秀博
アルミ付紙パックの回収率の状況や直近の課題等についてお話いただきました。
『小型可搬式アルミ水素発生装置・エ小僧の披露』
講師:アルハイテック株式会社 麻生善之氏
廃アルミを材料とした水素発生装置(エ小僧)のデモンストレーションが行われました。プロモーションビデオは、参加者の目の前で発生させた水素と燃料電池を用いた電力により再生されました。
『店頭回収の取組について』
講師:株式会社セブン&アイ・ホールディングス 藤乘照幸氏
リサイクル技術の向上によりリサイクル可能となっていることから、アルミ付き紙パックを回収品目に加えたこと、それに合わせて店頭回収ボックスの表記を変更してお客様にPRしていることなどについてお話いただきました。
『アルミ付きを含む紙パックリサイクル技術について』
講師:コアレックス信栄株式会社 佐野仁氏
かつてはリサイクルできなかったアルミ付き紙パックや機密書類などが技術革新により現在ではリサイクル可能になったこと、観光地やファストフード店での回収・リサイクルの取り組みを紹介していただきました。
会員以外の企業・団体を含め、50名を超える方々にご参加いただき、有意義な勉強会であったとの声が数多く寄せられました。勉強会終了後の懇親会においても意見交換が行われ、交流を深めることができました。