当研究会では、アルミ付き紙パックのリサイクル等に関する情報を共有していただくための情報共有化勉強会を開催しています。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本年度の情報共有化勉強会も、会場での実施は見送り、会員限定かつ期間限定でのオンデマンド方式により2022年3月に実施しました。講師と主な講演内容は下記のとおりです。

『LL紙パックリサイクル推進研究会の活動紹介』
講師：LL紙パックリサイクル推進研究会 座長　カゴメ株式会社　杉野 友昭
LL研のあゆみ、主な活動についての話がありました。

『容リ法最新情報』
講師：印刷工業会液体カートン部会環境委員長　大日本印刷株式会社　國弘 武嗣氏
容器包装リサイクル法に関する基本的な事柄のほか、その周辺状況として2021年6月に公布されたプラ新法（プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律）についてもお話しいただきました。

『アルミ付紙パックのマテリアルフロー（2019年度実態）』
講師：株式会社ダイナックス都市環境研究所　有間 俊彦
2019年度におけるアルミ付紙パックの回収率の状況やその推計方法、課題などについての説明がありました。

『PakUpcycle～飲料用アルミ付紙パックのリサイクル拡大を目指して～』
講師：日本製紙株式会社　有本 敦
飲料用紙パックのリサイクル拡大に向けた考え方、リサイクルにおける課題のほか、ポリエチレン及びアルミ（ポリアル）の再生利用として、日本製紙、株式会社リプロ、萩原工業株式会社3社によるポリアル製品化事例についての話がありました。